仕事辞めて11日ー落ち込む毎日。

最後に仕事に行ってから早くも11日がたつ。

毎日何にもしていないに等しい。そしてそれがめちゃくちゃつらい。

朝起きる、いや朝起きないかも。

そして起きたらとりあえず部屋の片づけ、断捨離。

オンラインデートのサイトをチェックして、いい人が誰もいないから悲しくなって泣く。

ウェブサイト作りのクラスを頑張る。宿題を出す。

友達に会う。

なんとなく人間らしい生活。

これが先週まではできていた。

 

今週は3日間はこれ。つらかった。

月曜日ー今週は週の初めから頭痛もあり、朝は寝込む。予定していた健康診断に行って薬をもらってきた。ご飯を作って食べる。

昼過ぎ、アパートのリースがきれるから、新しいところに移るかどうかで、気になっているアパートを見にいった。実は友達と住むか迷っている。元カレもそのアパート。この年になって友達と今更住むのってどうよね。ほんとは元カレと住みたかった。

夜になってレジュメのクリエーターと電話会議し、とりあえずレジュメをアップデートする手はずを整える。どうにか私のいったことをうまくレジュメに書いてくれますように。リクルーターにもコンタクト。それだけでもしんどい。リクルーターとは来週面接。

火曜日ーまだ頭痛がする。とりあえずはなんとか起きた。どうしても人間らしく生活したくて。そしてウェブサイトのクラスの宿題を提出。今日は誰とも会う予定がないから昼にジムへいった。

そして、部屋をきれいにする。断捨離。またGoodwillに行っていろいろと寄付してきた。毎日1袋はでるごみに気分爽快。どんだけガラクタと生活してきたんだろ。そのあと、HalfPriceBooksという古本屋にでかける。シリコンバレーには日本の古本を売るところがない。私は200冊以上の本を売りたかったから、20冊だけ試しに持って行ってみた。そしたら、2ドル50セントで買ってくれるそうで…(涙)それだけかよー残念。しかもこちらの紀伊国屋で買ったからめっちゃ高めで買ったのに!

正直屋さんというLAのほうの古本屋にもコンタクトしたけど、送料とか考えるとあまりに大変。対応も親切だったし好印象だし、日本の本を売っている正直屋さんのほうが、本たちは幸せになるんだろうが、あたしは多分HalfPriceBooksに落ち着くんだろうな・・面倒くさいし。日本の古本屋意外と儲かるんじゃないだろうか。いや誰も本なんて読まないか‥あたしはちょっとした本屋ができるくらいの本がまだおうちにある。

夕方、昔少し付き合っていた男が、きょうアイテル?って言ってきた。成功者で親にも紹介してくれてなんか有望株たっだくせにあたしをふったから気を付けている。まぁ選択肢の多い男は大変。だけど、急に誘ってくるってだめよねー。と、頭痛を理由にお断り。そんな自分をほめる。そして寝る。

水曜日ー朝起きる。また断捨離の続き。今日はキッチン。またGoodwillへ行く。受付のおじさんに覚えられる。大雨だったのに寄付受付を外でしていたので大変だねーというと、”軍隊に昔いて、ドイツで4週間雨と雪の中マイナス20度でテントで暮らしたんだよ、それに比べたら全然ましさ“ と大笑いしていた。すごいな。風邪ひくなよおじさん。

昼にはもう赤ちゃんが生まれそうな親友と会った。今日以降はもう10日以内くらいなの。前のパートナーと同じ誕生日に生まれないでほしいから早く来てほしいといっていた。久々に会ったけど元気そうで何より。これが実は一番一週間で楽しい時間だったかもしれない。2時間があっという間にすぎていった。もう10年以上の仲だけど最近は彼女も結婚に、妊娠にとなかなか会えないのが残念。仕事を辞めたことにはいまだにびっくりされたけど、なんとかなるね、あんたのキャリアなら、と励まされた。そうだね。仕事人間だったからそれくらいしか頼れるものがないよ・・・。日本に帰るの?とは毎回される質問。どうしようかなぁ・・あたしは日本で暮らしていけるんだろうか。

そのあとはBarne&Nobleというなんとか生き残っている大手の本屋で待ち合わせて、なんとお友達のシェフから余った野菜をもらってきた。ありがたいことに、白いご飯やキノアなんかもはいっていてあたしはほんとにラッキーです。いつもありがとうシェフ君。うちに帰ってさっそく野菜を下準備していた。面倒くさがりだから、野菜は切ったりなんなりして、調理しやすいようにしとかないと、まるまる無駄にすることもあるあたし。この下準備は重要なんです。

でもなんでこんなに行動的だったかというと、5時からはなんと、オンラインデートであった男に会うからめっちゃ楽しみにしていたから。だってかっこいいしーキャリアもいいしー初めて会ったとき楽しかったしー絶対また会いたいって言ってたし。しかし、3時に電話がかかってくる。あ、もうおわかりですね。一瞬でわかりましたね。はい。ドタキャンされました。仕事がなんのとかいって。これ実は二回目のドタキャンでさすがにさようならです。そして、泣いてめちゃ落ち込む。大して知らない男でも有望株に去られるとすぐ落ち込む。バカ-!

その夜は夜中1時までウェブのクラスやって宿題を出しました。くっそー!そして眠れず。Chris Vossという元FBIのHostage (人質)ネゴシエーターとかRobert Cialdiniというマーケティングの教授のビデオをみてこういうキャリアも面白そうだったなーと思いながら夜が更けていった。

Chris Vossで一番印象的だったのは、例えば犯人から5分以内に車を用意しろとか、無茶な要求をされたときに、How am I supposed to do that ?(どうやって僕にそれをしろっていうんだい?)とかいって切り返すこと。私ならびびって、あ、ちょっと待ってください、何とかしますから。いや5分は無理ですけど。とかなりそうだな。とにかく彼のポイントはどれだけ相手の立場に立って物が見れるか、ってことでした。Win-Winを目指すのではなく、相手のほうがいい条件で交渉成立したと思わせるまで、とそれは考えたことがなかったな。いつも自分が得をしていたい欲張りなあたしはいろいろ見なおしたほうがいい。

Robert Cialdiniはとってもマーケティングでは有名なようで、どれだけいつも自分がマーケティングでだまされているか、そんな理論を話していました。例えば、レストランで会計時にガムとかミントとかフォーチュンクッキーをくれる時があるけれど、それがミント一個でもチップの量が確か14%くらい増えると言っていた。これは誰かが何かをしてくれたら何かを返そうとする人間の心理からくるそう。面白いな、人間。

 

そしてこういう生活の間にも、元カレを思い出して、落ち込む。泣く。

ひたすらYoutubeをみる。華やかな成功者を見てあかんなーとなる。落ち込む。

そしてなんかアセンションとか周波数とか宇宙人とか、そんな番組ばかりを見て私、大丈夫か?ってなったりする。このまま変な宗教にのめりこむんじゃなかろうか(笑)。

今誘われたら一つ返事で入ってしまうな。

こんなはずじゃなかった、仕事辞めたらもっと楽しいはずやでとなって・・・また泣く。

 

と、当初予想した以上の感じで落ち込んでいる。

先が全く見えないからか、何をやりたいかもわからないし。

ずっと学生時代から受験勉強に仕事も狂ったようにやってきて、

自分について考えることをしなかった罰を受けているかもしれない。

 

だけど自分のこと考えたからってどうにか解決するものなんだろうか。

自分のマインドはいつも問題を見つけては解決をしたがる。

子供の時はそうじゃなかったのにね。いつの間にこういう考え方で生活をすることになったのかな。

とりあえず、書いたらすっきりした。今からハイキング行ってきます。